本稿はぼやきと称したひとりごとみたいな物なので普段の話し口調で書かせていただく。かしこまった言葉では本音が語れないし伝わらない気がして。ご意見やご批判はいらない。いくらかでも蘭に対する興味や知識が増えてくれればよい。暇があったらぼやきます。

07/11/12記 
先週10年ぶりに交換会に出向いた。ここ10年手持ちの栽培品を中心に売っていた。以前はバックを売っても間に合った。近頃は値が安いので鉢ごと売ってしまう。数千鉢の蘭も種木ばかりになってしまった。仕方ないので交換会に行ったわけだ。
いきなりバイラスを買ってしまった。これが嫌だから行かないでいた。交換会は保証なしだ。保証なしの蘭を買ってなんで保証しますなんて言えるのか不思議でならない。ただ交換会も春蘭の普及にとっては重要な役割を果たしている。実際交換会がなければ蘭の普及は遅々として進まなかったろう。業者にとっては一番手っ取り早い仕入れ先だ。業者云々という話はよした。ご意見はいらないといっても怒られそうだ。要は利用の仕方だ。
以前交換会に通っていた時期もあった。無銘の面白いものを探すためだ。
2年通ってやめた。当時散斑だのファジーな芸のものがメイジャーになっていた。私も好きだからそんなものばかり買った。色形は変われど買って作ってみると同じものばかり。良いものはそうはないと言うことだ。

一行空けて無銘の話に飛ぶ。今も昔も無銘を好む人は多い。当たり前だ。
人の持っていないものを持ちたいというのが蘭道楽だ。「私は無銘しか買わない」と言った人がいた。「あなたの棚は見なくても90パーセントくらい銘品だ。」と返した。普通は銘品からはいる。銘品を把握できていない人になんで無銘か否か判別できる。銘品でないのが無銘だ。人が無銘と言うから無銘なのではない。かなり当たり前な解釈の仕方だと思うが。

バイラスの話がでたのでもう少しする。だいたい業者でいきなりバイラスの話しをする奴もいまい。御法度みたいなものだ。日の弱い棚の青々したような蘭に病気は多い。日が弱いとバイラス斑が出てもうっすら出るだけで3日もすると消えてしまう。あくまでバイラスは斑として発現するのだから、日の強い棚では通用しない。斑が鮮明に出て焼けまで入ってしまう。新芽が出たらよく観察しよう。怪しかったら捨てるのがよい。新芽で判断するものだから業者だったら1年保証が当たり前だ。2年目はダメだ。

園主のぼやき