08.8.2 黒牡丹の改作  
@は正面Aは裏面の画像です。古木感も出ていてこのままでも充分観賞できますが、横から見ると画像Bのように前後に厚みがありません。今回これを完璧な株立ちに改作します。                        

まず2.5号仕立ての苗を2ヶ用意しましたC。次にこれをばらして6株に分解した状態が画像Dです。
Eは用意した夢想です。
     

画像FからGは苗に竹串を通して夢想を巻いたところです。夢想は水を加えて使います。太くなりすぎないようにたこ糸でしっかり巻き付けます。人工の根茎を作るわけですが付けるときのことを考えて6本長さを変えて作ってみました。(画像H)    Gの人工根茎状態を私的には「おでん串」と表現しています。
      

画像IとKはそれぞれ正面と裏面のおでんを取り付ける位置の目安に竹串を刺したところです。
画像Lはおでんを本体に差し込んだところです。Mは裏面。
    

  

画像Nは竹串の上へ出ている部分を切り取ったところです。Oは比較のため@の画像を並べてみました。
   
画像Pは仕上がりを横から撮ったものです。QはBの画像を並べてみました。だいぶ前後にもふくらみが出来たのがおわかり頂けるでしょうか。 
   
あとは3年お待ち下さい。どれを付けたか分からなくなるまでには5〜6年かかるかもしれません。
時間の都合で今になってしないましたが6月に実行する方がよいでしょう。

2010.6.19  小雨錦古株の角度変更
数年前より気になっていた株です。左が元の様子です。右画像のような角度で植え替えるつもりです。

  
5分後の姿です。11号から12号の鉢に植え替えました。左上の元の画像と比べて下さい。いかがでしょうか。どの角度からでも見られる状態になりました。下3枚の画像はそれぞれ右から裏から左から撮影した物です。


    


2010.10.22  玉貴扇の2株寄せ作り
  

左の株は5号仕立て、右の株は7号仕立てです。このままでも充分見られる株ですがこれから先培養していくと少し頭数が寂しくなりそうです。そこで将来を考えて2株寄せることにしました。

  
水色点線のようにくっつけようとしている側の根茎元部から根を欠き落とし根茎が一つに見えるようにします。

  
左画像は5号鉢仕立ての株がやや背が低かったので少し上げ気味に寄せたところです。たこ糸でしっかり縛ります。



  
9号の化粧鉢に植えました。

仕立て方について      楽しみ倍増

 以前イワヒバの本を作る話がありました。残念ながら流れてしまいました。そのとき掲載しようと思っていた事柄をここに載せたいと考えております。植え替えしながら思いついたときに掲載してゆきますので気長にお付き合い下さい。

F

E

D

B
A
@

根茎が痩せ細っているようなら「夢想」で補強します。補強はまた後日と言うことで。

08.7.30 葉調整@
下画像Aは丹頂ですが青○の芽が弱くなっています。元々イワヒバは周りの芽が元気よく中心部は弱くなりがちです。元気のよい葉の陰になってだんだん衰弱していくという点では下の方に着いた小さな芽も同様です。何とか生かしたい場合には周りの強い芽の弱った芽の側の葉を切り取り弱った芽に風通りと日照を与えてあげます。赤○あたりの葉を切り取ったあとの画像がBです。画像Cは風通りの良くなった弱り気味の根茎部分をアップしてみました。この作業はもう少し早い時期に行った方が効果的です。弱い芽を救うばかりでなく強い芽を抑制するためにも応用できると思います。黒松盆栽を作っている方なら解かりやすいと思いますが芽の強弱を均一化するために葉調整をするわけです。イワヒバの場合黒松と違って1年で効果が見えるわけではありませんので気長に考えて行ったらよいと思います。ただし毎年しない方がよいことを付け加えておきます。

B

A

ついでに一言
当園のイワヒバすべてとは言いませんが根張りが違う

08.5.15 琥珀錦で寄せ方の一例
右の4株は2.5号ポット仕立ての琥珀錦ですが頭数が少ないので1株に寄せます。
まず下左の画像のように株元がしっかりくっつくようにします。この時注意する点は強い芽を中心部にもっていって弱い小さな芽が外側になるようにします。
次は下右画像のようににたこ糸(木綿)できつく結わえます。この時点で1株のように見えればOKです。
その下左の2鉢並んでいる画像のうち、左手の株は今寄せたものを植え込んだもの、右手の株は形良く出来ていたのでそのまま植え替えたものです。両方同じように見えます。やや大きな株を寄せるときもこのように1株に見えれば成功です。

G

H

08.5.16 玉獅子の植え付け角度を変更します。
Aは左側に子株がなく絶壁状態です。そこでBのように30度くらい傾けてバランスの良い株に仕立て直します。
Cは5分後植え替え終わった状態ですが中心の頭株が左に曲がっています。
Dはその頭株を竹串で矯正したところです。
Eは出来上がりやや上から撮影したものです。


★用土や鉢など準備が出来ていればいわひばの植え替えは簡単です。こんな大株も5分もあれば植え替えられます。
★角度変更は盆栽でも樹格向上につながる重要な改作技術です。苗木の段階から角度を考え合わせながら植え替えましょう。

500円×4=500円でした。でも先が楽しみ

P
Q
N

O

M

L

K

J

C

08.7.30 葉調整A  玉獅子を葉調整しました。どの芽を助けたかったかお分かりでしょうか。

向かって左の頭株は元気が良くこれに反して右側の元々下に隠れていた部分は勢いがありません。これを改善するために左の元気の良い株の葉を減らして調整しておきます。

     

E
C
D

寄せたものを植え込んだ株